虫歯・歯周病治療
無痛治療の一環として、【極細針による電動麻酔】や【レーザー麻酔】など、治療全般におきまして、色々な方策を準備して“痛くない治療”をめざしております。
歯周病治療におきましては、病態に応じた歯ブラシの選択からブラッシング指導、レーザー処置に至るまで、免疫学的な立場からの全身的な指導も加味しながら、きめ細かいプログラムを準備致しております。
歯周病治療の一環としまして、「漢方うがい薬」も処方しております。
唾液の秘密
通常私たちは食事時には、噛むと同時に食物と唾液とが混じり合って、飲み込みやすい状態をつくっております。
もし、唾液の量が少なければ、お口の粘膜がピリピリと痛くて傷つきやすく、炎症がおきやすい状態になりますし、むせて飲み込みにくくなります。又、喉が乾燥して風邪をひきやすくなったりすることもあります。
唾液にはこのような「潤滑剤」としての役割以外にも「発癌物質を減弱させる」「虫歯菌・歯周病原菌等の細菌類に抵抗する」などの働きがあります。虫歯・歯周病は、これらの病原菌(細菌)の【感染】によって【発症】します。ですので、21世紀、『治療』から『予防』へと歯科医療の変遷を遂げる中、"唾液を調べる"ことも大切になります。
しかしながら、たとえ【感染】していても【発症】しない人と、する人がおります。これは、組織抵抗力(免疫力)の差が大きく起因します。たばこを吸う習慣の有無・睡眠時間・食事・ストレス等の《生活習慣》が大切になります。
唾液量には個人差がかなりあります。量が少ない場合には、1.常飲しているお薬と関係がある場合が以外に多くありますし、2.虫歯や歯周病で歯が痛くてよく噛めない、又は"入れ歯"が合わなくてよく噛めない場合もあります。噛めない状態では、唾液の分泌が悪くなります。 (これは、よく噛むことによって、唾液の分泌量が増加するからです)又、稀にですが、3.症候群等の疾患が原因の場合もありますし、原因は他にも色々あります。
全身の健康のためにも、良く噛めるということは非常に重要になります。
歯が痛い・"入れ歯"が合わない等のお悩みはもとより、お口の乾燥感・口内炎等のお悩みなどがございましたら、お気軽に御相談下さい